私は発達障害と言われている子ども達に関わってきて、障害という言葉にとても違和感を覚えてなりません。障害というよりは、「特性」とか「発達凸凹」といった表現が適切なように思います。なぜなら、その「特性」、「発達凸凹」は環境さえ整えば、周囲や地域社会さらには世界を変えるほどの大きな魅力になり得るからです。
それは、歴史が証明しています。なぜなら、多くの専門家たちが、エジソンやアインシュタイン、坂本龍馬、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、ザッカーバーグなどは当事者であると語っているからです。彼らは、歴史を動かし文明を進歩させた偉人たちです。
さて、発達凸凹な人々はさまざまなタイプがいますが、いずれもコミュニケーションが不器用であること、整理整頓や物事の優先順位を決めることや、物事の先行きを想定することが苦手だったりすることが多いです。しかし、発達凸凹な人々が、これらのすべてに当てはまるわけでありません。共通することが多いのは、"ゼロ百傾向"と言われるように言動が極端であることくらいです。
ということは、「障がい」という捉え方だと当事者の生き方を狭める可能性があるかもしれません。私たちは、個人の持つ特性や「発達凸凹」と捉え、可能性を広げるサポートをしたいと考えています。
ある日、発達検査で発達の遅れを伝えられた、あるいは成長するにつれ他の子どもと比べて発達の遅れが気になってしまう、そんな事はありませんか?
社会的なサポートや社会資源を有効活用できないために「周囲の理解が得られず母親が孤立する」、「母親の子育て方法のせい、母親の責任にされる」、「家族間がぎくしゃくする」、「子ども本人の居場所が無くなる」などの様々な課題が発生しやすくなります。
私たち「アステリつくーる」は、そんな時にお子さんや親御さん、ご家族に寄り添った存在でありたいと考えています。お気軽に子育てのお悩みをご相談ください。
【地域交流の意義】
障害があるがゆえに子どもの社会生活や経験の範囲が制限されてしまわないように、子どもの社会経験の幅を広げていくことはとても重要です。
また、他の社会福祉事業や地域において放課後等に行われている多様な学習・体験・交流活動等との連携、ボランティアの受入れ等により、積極的に地域との交流も図っていきたいと考えています。
私たちは地域の方々の皆さんと共に、障害のある人も無い人も、子どもも高齢者も誰もが生きやすい地域社会の実現を目指します。
【ご協力くださる方へ】
地域交流の取り組みに賛同、ご協力いただける個人、団体、企業様がございましたら、お気軽に「アステリつくーる」へご連絡ください。
公式、非公式、実現の可否は問わず相互理解からできれば幸いです。
児童発達支援・放課後等デイサービスは「発達の遅れ」「発達の凸凹」が気になるお子さん、保護者様のための厚生労働省が認めているサービスです。この制度は2012年に出来て、まだ10年ほどの新しい制度です。
また、身近で困っているお子さん、保護者の方がおられましたら、サービス利用可能性があることをご紹介ください。
また、弊事業所は「モノづくり」ということも1つのコンセプトとしているため、事業所の見学会、体験会での「モノづくり」を通じた母親以外の父親・ご家族の理解・参加の機会の創出にも努めます。